洗い場やトイレなどの水回りは、配管が見えるところにあるので水漏れに気づくことは多いとお思いますが、食器洗い乾燥機(食洗機)にももちろん排水溝があります。異変に気づいたのはある日の朝キッチン周りで何か濡れたあとが残っていたこと。何か食器を洗ったはずみで濡れたのかとその時は特に気にせずにいました。すると次の日も同様のシミがあり何かおかしいと気づき、いずれも食洗機を使ったあとに起きていたので、食洗機を調べることに。肝心の食洗機の排水部分は背面にあり、点検できる場所がないことが判明しました。
我が家の場合、フルオーダーメイドで作った対面式キッチンだったので、点検口を作ることを失念していました。
どうすればいいか、まずは施工会社に連絡して確認してもらいました。連絡後すぐに駆けつけてくれ水漏れの状況を確認。
背面の壁に即席で点検口を作ってもらい(といってもドライバーで穴を開けてノコギリで切るという原始的なもの)確認したところ、食洗機取付時に排水部分のキャップの緩みが原因だったことが判明しました。
ひとまず食洗機の水漏れの原因がわかったので安心しましたが、すでに漏れた水が床から基礎部分まで染み出しているとのこと。
やっぱりシロアリの原因となる湿気が気になるので、基礎部分も点検してもらい適切に防腐処理してもらいました。
システムキッチンなどの一体型になったものの場合にはちゃんと点検できる方法を確認しておくことが必要だと勉強になりました。